徒然日記 毎日の備忘録

毎日の自問自答を言葉にしたい。

取り残された私。

最近、大学の学部時代に仲良くしていた友人が会社を辞めた。彼は社会人になってから朝は5時に家を出発し、帰りは23時という過酷な現場で働いていた。その過酷な労働環境は私達の業界でも、そしてその職種ではよく聞く話である。その環境に1年半耐え、晴れて先週辞表をだしたのだそうだ。

 

以前私が驚き、彼の成長を感じた話をしよう。

 

 

よく彼は、お酒を飲むと、朝まで我が家に睡眠を取りに来ていた。その日も同様夜中に彼はやってきて、酒と煙草の匂いを漂わせながら眠りについた。私は他人がいると思うとなかなか眠りにつくことができないのだが、彼とは学部時代何度も夜を共にしているせいか、気にせず眠れた。

ぐっすり寝ていた。日曜の7時ごろだろうか。彼の社用携帯が鳴った。

その電話に、ワンコールで応答すると、彼は「このあと会社に行かなくてはいけない」と言った。

 

そもそも、彼は大学時代、朝は起きないし、授業もでないし、勉強したくないし、といった調子の子であった。

 

その彼が朝7時にかかってきた電話にすぐ応答している。

 

その行動だけでも、私は彼の成長を感じた。私は、これまでなにをしているのだろうか、と心が途轍もなく押しつぶされそうになった。

 

その折に彼は「きつすぎるので辞めたい、絶対やめる」と言っていた。彼はやめることができたが、そもそも会社を辞め、コロナ渦真っ最中に無職になるという覚悟は凄い。しかしそうさせてしまった会社、業界、では回らなくなってくるのではないだろうか。

 

まだ私は学生であり、圧倒的に社会を知らない。経験不足であるため、その様な話題は絶対にしてはいけないと思っている。

しかし、このまま過酷な労働形態が続けばどれだけ、業界にとって痛手になるだろうか。

 

彼は現在、資格取得のため勉強をしているのだそうだ。楽しいと言っている。何故だろうか。それは、きっと、物事が紐付いて勉強できているからであろう。

そもそも興味がないと多くの人は学ぶことはできないのではないだろうか。

もし私が強弁を取る際には、興味を引き出せるように努力しよう。

 

 

なんて、思い出話と、ボヤキである。

 

このあと1,000〜1,500文字のレポートを書かなくてはならない。ちなみにここまでで906文字。意外とすぐ終わるのでは無いだろうかと課題を甘く見つつ、ここらへんで終わろう。