眠れない夜
夜中で歩く事が私は好きだ。
しかしこのウィルス騒ぎで20時以降は家に居ることが多くなった。するとどんどん創作意欲が失せていく。(創作と言っても学生コンペの案や自分の架空建築論だが)
夜は人もまばらになり、家の電気が灯る。家族団欒が伺える家もあれば、一生懸命な勉強の光が漏れる部屋もある。そして、仕事帰り、飲んだ帰り、デートの帰り、そんな様々な事情が伺える。
人々を見ながら勝手に妄想を膨らませ、1人でずっと自問自答を繰り返すとなんだか頭がスッキリするのである。
やはり、人間観察は辞められない。
この文章を書くようになってからというもの、日々の生活で面白いと思えることを探してメモするようになった。普段から割と面白いことは探していたりするが、些細な事までは見ていなかった。
すると毎日が楽しくなるのである。
今日はオチが見つからない為、別の話をしよう。
先日、友人(高校からの女友達)の家に泊まった。
そして、セミダブルサイズのベッドに一緒に寝た。
もちろん、寝たという意味は睡眠を取ったという意味である。しかし、私は同性と睡眠を同じ布団でとったことがない。
緊張で眠れなかった。
しかも、少し眠れた時間でさえ、知らない女の子と行為に及ぶ厭らしい展開だった。なんてリアルなんだ。実は記憶が無いだけで実際にしていたのではないだろうか、と思う程である。
そもそも私は人が居るの眠れないたちなのである。
同じ部屋でも眠れない。
このままでは仮に結婚をしたとしても、寝室を分けることになってしまう。性行為が出来ないじゃないか。大変だ。
少しずつ治していかなければならない。